外貨預金や株との違いに注目しました。

ここではFXが人気の理由を、他の金融商品と比較します。

まず、同じように為替の取引を行う外貨預金と比べてみました。

FXと外貨預金は基本的に同じようなものですが、厳密には違いがいくつもあります。FXへの理解を深める上でも役立つと思うので、その点をまずは見ていきましょう。

外貨預金とは、文字通り外貨で預金をすることで申し込みをした時点での為替レートで円を対象の通貨に両替してその通貨を銀行に預けておきます。

預けている間は、その通貨の利率に応じた利息が収益として受け取れます。

一方FXの場合は、証拠金をもとに日本円(他の通貨の場合もあり)を借り入れして、その通貨をそのときのレートで換算して保有します。その間に利息が発生しますが、その通貨と両替をしている外貨預金と違い、円を借り入れているためそちらに対しては利息を支払う必要があり、互いを計算してその差であるスワップポイントを受け取ります。

円に戻す際には、外貨預金の場合は日本円に両替をし、FXでは決済注文を出して取引を終了します。

この二つの金融商品の中で、大きな違いなのが手数料と為替レートです。

銀行の外貨預金の場合は、手数料が1ドルあたり1円程度かかる場合もありFXが手数料無料が業界標準なのと比較すると大きなコスト差は否めません。

ドル円の取引を例にすると、FXの場合買いと売りのレートは、「売り100.20、買い100.22」のようにそれぞれの価格差(これをスプレッドと呼びます)が0銭〜4銭程度なのに対して、銀行のそれは「売り100.10、買い100.30」のように、20〜30銭程度も違うんです。

このスプレッドは、第2の手数料とも言えるもので、2銭のスプレッドなら往復したときにその2銭がコストとなるということになり、銀行だとそれが10倍近くにもなります。

このコストは1ドルに対してかかるものなので、1万ドルならその1万倍2銭のスプレッドは200円ですが、銀行の20銭は2千円にもなります。大きな違いですよね。

外貨預金とFXの違いとは?

外国のお金を使って資産を増やせるのはFXだけではありません。外貨預金でも安定して資産を増やす事が出来るのを知っているでしょうか。外貨預金はドルやユーロなど、海外のお金で預金する事です。

一昔前から人気が出てきており、最近ではドルやユーロ以外の外貨である豪ドルやNZドルなど色々な国のお金で預金する事が出来るようになってきています。外貨預金の特徴は金利が高い事。

今の日本は経済状態が悪いので銀行の金利は無いに等しい状態となっています。各金融機関も色々な商品を出して金利の高さをアピールしていますが、ハッキリ言って外貨預金の比ではありません。

外貨預金も海外のお金を使って資産を増やすので、この点に関して言えばFXと似ています。ただ、FXは売買を行って資産を増やしていくのに対し、外貨預金は預けたままで資産を増やしていく手法です。

金利の少ないスワップといった感じですね。ペイオフなどのリスクはありますが、FXに比べるとリスクは小さいです。リスクは日本預金以上FX以下となっています。利益率もこれと同じですね。

外貨預金とFX、やるならどっちがいい?
FXと外貨預金はどちらが良いのか。外貨で資産を増やすという点は同じですが、それ以外は全く異なっているので、どれだけ資産を増やしたいかによって決めるのが良いでしょう。外貨預金はリスクがあるとは言え、安定して資産を増やす事が出来ます。ただ、利益率で見るとFXよりも下になるので、ガッツリ資産を増やしたい人向けではありません。

「日本の銀行は金利がしょぼいから外貨預金しておくか」と少しでも良いから金利を貰いたい方向けです。一方のFXはリスクもあります・ェ、売買に成功した時の利益率は大きいです。50万円の取引額であったとしても1回の売買で30万円近い利益を出す事も可能です。

もちろん、レートの動き方によってはこれ以上の利益を出す事も可能。しかし、逆のパターンもあり、外貨の急激な値下がりによってたった数分で何十万円もの損失が出る事もあります。リスクを覚悟で資産運用をしたい方はFXが向いていると思います。

株とFXの違い

長くなりましたが、次に株との違いを比較してみましょう。

FXは売りからも買いからもどちらからも始められますが、株は基本的に買いの一方のみです。

信用取引を行えば売りを行うこともできますが、株価が上昇したときのリスクが青天井です。FXは思惑と外れていたとしても、いつでも決済して取引を終了させられますから信用取引ほどリスクは低いといえます。

次に、購入単価についてですがFXはレバレッジを利かせれば少ない金額で取引が行えますし、取引単位そのものを少なくした1000通貨取引などの小口の取引が可能です。

株は、単価が高く一単元株の購入には10万円以上〜銘柄によっては50万円近い金額が必要です。小口の取引としてミニ株やぷち株がありますが手数料が高すぎて人気はそれほどありません。

また、FXの場合通貨が取引できなくなるということは、メジャー7通貨においてはまずありませんが、株の場合は倒産や上場廃止といったリスクも存在します。

その代わり、株式取引で株を取得すると株主としての権利配当金株主優待を得ることができます。

ここまで、どちらがいいのかを比較してきましたが、外貨預金のように明らかに不利な条件の商品とは違ってメリットが異なる株とFXの両方を組み合わせて運用するという手法ももちろん有効でしょう。

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